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肩関節痛とヒアルロン酸注射
肩関節痛を起こす肩関節周囲炎とは、肩関節の痛みと動きの制限を伴う病気の総称です。
いわゆる五十肩ともいわれ、筋肉と骨とを結びつける「腱板」や、骨と骨とを結びつける「靱帯」に炎症が起こるため、痛みが起こります。
肩関節周囲炎の急性期では、炎症を起こした腱板(けんばん)や肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)の痛みが主ですが、炎症が肩関節の周辺組織に広がることもあり、肩の周りのかなり広い範囲に痛みを感じることもあります。
肩関節の周りの関節包や肩峰下滑液包という部位は、関節液をつくる働きと、クッションの働きをしていますが、加齢や外傷、血行障害などで組織の弾力が失われると、肩の動きが悪くなります。
肩関節が痛むときに、潤滑油の働きをするヒアルロン酸を注射をすると、ヒアルロン酸が炎症を抑えて、肩関節痛を抑える効果と、肩の滑りを良くして肩の動きが良くする効果があります。
「五十肩はほおっておいても時期がくれば治る」といわれていますが、治りにくい五十肩もあります。慢性的に痛みを繰り返していると、運動障害が残ってしまうことがありますので一度は医師の治療を受けられることをおすすめします。