ヒアルロン酸注射-膝と肩の関節痛にヒアルロン酸が効く

ヒアルロン酸注射と聞くと、顔のシワやたるみをとる注射と思われがちですが、ヒアルロン酸注射は、膝関節や肩関節の痛みをとる効果があるのをご存じでしょうか。医療の現場では20年ほど前から、関節の痛みをとる治療としてヒアルロン酸注射が使われています。関節のヒアルロン酸の役割、なぜ関節の痛みにヒアルロン酸が効果があるのかなど、関節の痛みとヒアルロン酸注射について紹介します。

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低分子ヒアルロン酸とは

低分子ヒアルロン酸とは、ヒアルロン酸の分子量を小さくしたもので、飲むヒアルロン酸と言われているのは、低分子ヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸は通常100万〜800万という分子量をもっていますが、100万〜800万の分子量のヒアルロン酸を飲んでも、体の中への吸収がとても悪いため、大量に飲まなくてはいけません。そこで、ヒアルロン酸の吸収を良くするため開発されたのが、低分子ヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸はもともと人間の体内のあっちこっちに存在していて、皮膚をはじめ、目の中や関節などでいろいろな働きをしていますが、ヒアルロン酸は存在する場所によって少しずつ分子量が異なっています。

低分子ヒアルロン酸は、通常化学的に薬品を使ったり、熱を加えるような特別な処理で小さいサイズに分解されています。

ヒアルロン酸の吸収率を高めるためには、小さければ小さいほど良いのかと思ってしまいますが、そうではありません。低分子ヒアルロン酸も低分子化しすぎると、ヒアルロン酸のなめらかになる能力も下がってしまい、膝関節痛や肩関節痛を抑える効果が消えてしまいます。

ヒアルロン酸がなめらかになる能力を十分に維持して、体の吸収率もアップするには、分子量5000前後の低分子ヒアルロン酸だと言われています。

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